手をつないで、踊り明かそう

ポルカダイアリー

わたしのいちばんたいせつな

一番大切な我が子も、一番大切な夫も、一番大切な実家の家族も、全部に共通しているのは誰のこともお金を出して買ったんじゃないってこと

 

特に子どもに関しては出会ったというよりも創り出し、産み出したという立ち位置にいるのに、お金を払ったわけではないというのが、時々無性に不思議になる

人なんだから、当たり前のことなんだけど、そうじゃなくて、なんていうんだろうね

 

人生において所有しているものって沢山あるけど、この子は買って迎え入れたんじゃない

大金を払って手に入れたものがあるのに、それは人生の一番大事なものじゃない

生きるために多くのものを買っている、けど大切なものはお金で買うんじゃないんだね

 

こんな風によく「大切なものはお金で買えない」って言うけど、買える買えないの可能形で表すのが全く的はずれな気がする

巡り合わせともまた違う、自分の身体とつながった奇跡のいのち

 

一年前の秋はまだお腹の中にいた我が子

寒くなる季節を肌で感じながら、どんな子が産まれてくるんだろう、どんな生活になるんだろう、これが一人でできる最後のことになるのかな、と考えながら縫った真っ白なおくるみ

今、そのおくるみを被って眠るあなたがとても愛しい

ありがとう、ママのもとに来てくれて

 

無くてはならない、わたしの大切