光陰矢の如し。
子は日々成長していく。親はいつも後追いである。
立つ。歩く。つま先立ちする。登る。(←今ここ)
家の中は危険だらけだ。
生まれる前に見直した家具の配置は常に場当たり的な変更に晒され続け、今ではチェストが全部壁向きになった。引き出しを引き出しまくる妖怪が出没するからだ。
小物は上に奥にと避難を続け、数少ない安全地帯からは電池も文房具も溢れんばかりだ。
手が届くようになったドアノブの向きは変えたし、お風呂とトイレの鍵を外から閉めるようになった。(硬貨をぶらさげて、鍵を外から回している。)
こんなに身体が大きくなったのか。こんなこともできるようになったのか。
驚きと、慄きと。
やらないでほしいことのほうが、やってる時お目目がきらきらしてる気がするんだけど、ママの気のせい?
その笑顔を守るためにも、まずは安全第一。いたずらは第二。
さあ、今日はどんなびっくりを見せてくれるかな?